私たちは、「子どもたちのために何ができるか」を考え、心身共に健やかに生活を送れる環境を作り、保護者と職員が共に子どもたちの成長を支えられるように地域の子育て支援の役割を果たすことに励みながら日々の保育を行います。
1.「健康でいきいきした子ども」
2.「見つめて、考えて、行動できる子ども」
3.「心豊かで思いやりのある子ども」を育む。
子どもたちは、日々の生活や遊びの中で様々なことを経験し、発見し、学び、子ども同士や大人達との交流を繰り返して成長していくものと考えます。
こども園は数多くの子どもたちや大人たちと関わる集団生活の場となりますが、一人ひとりが安心して過ごせるよう個々の発達に合わせた対応を心がけていきます。その上で、こども園での生活リズムを通して健やかな生活の基盤を築き、また、生活の中では自ら考えて行動できるように促していき、人との関わりを通して思いやりを育てていくことを目指して保育をします。
○体を十分に動かして遊ぶことが習慣となるように
外遊びや運動遊びを日々の保育の中に取り入れ、一律に一定のことができるようにすることではなく、それぞれにとって十分に体を動かした遊びを楽しむことを目指します。安田式遊具を使った運動遊びやリズム遊びなどを行っています。
○自立心や社会性が育ちやすいように
異年齢の子どもと交流する機会を多く持てるようにし、手本になったり、手本にしたり、面倒を見たり、面倒を見られたりと自分で行動する必要と相手への関心が高まることを目指します。
○経験や体験を増やすために
園外保育を随時行っています。天気の良い日は近所を散歩したり、近所の神社へ参拝をしたり、園バスを利用して近所の公園や施設見学に行ったり、遠足に出かけたりします。
○心の発達を促すために
園では毎日、絵本の読み聞かせをしています。読み聞かせは言語機能の発達や情操教育など多くの効果があると言われています。その一つとして、本の世界を通して物語や感情を同じ時間、同じ場所で共有することで読み手と聞き手の間で生まれる関わりが子どもの心の発達にとって大事なものと考えています。
○基礎的な動きを、言葉や数に触れるために
就学に向けて「もじ・かず・ことば」の教室、体を動かして遊ぶことを楽しむための運動遊びの時間を外部の選任講師を招いて行っています。(正課内保育の一環として導入しているため教室の保護者費用負担はありません)
○子どもたちが楽しめる場、子どもたちの成長を確認できる場を
保育参観、運動会、発表会等の行事は、子どもたちに行事への目標をもって活動を楽しんで行えるように企画し取り組んでいきます。行事では子どもたちの成長を改めて確認することをねらいとして、楽しんでもらえたり、同じ年代の子を持つ保護者同士の交流できる場になったりできるように考えていきます。
保育中の各種季節の行事は、製作や紙芝居など、楽しい雰囲気の中で文化を学んだり体験したりできるように行っています。